元々はヒツギが『PSO2』の中で使用していたアバター体。
正体はダークファルスだが、主人公のフォトンによりダーカー因子は押さえ込まれている。
シエラ曰く「様々な要因が奇跡的に重なり合って『アル』として形をなした」「主人公のフォトンとヒツギのエーテルによって生まれた奇跡的なバランスの存在」。
マザーは「エーテルとフォトンの融合体」、エンガは「無茶苦茶なハイブリッド」と評している。
普段はコオリが選んだ服を着ているが、覚醒するとダークファルスとほぼ同じ姿(襟など赤系統だった配色が青になっている)。
EP4-1でアバター体でのヒツギが突如現れた謎のダークファルスの依り代にされかけた時、主人公のフォトンによる中和の途中で強引に「ログアウト」を行った事で誕生。
ヒツギと共に「現実世界」へ帰還した。
(これにより、ヒツギが「PSO2」へログインするとアバター体ではなくヒツギ本人の姿でアークスシップにたどり着くことになる。)
その際コスチュームを一切着ておらず全裸状態だった模様。
自分の名前が「ヒツギ」ということ以外一切覚えてない、コオリが選んだ服を着た後もヒツギと同じ服を着たい、等
「使用者(=ヒツギ)の影響が若干残った抜け殻のアバター体」といった雰囲気が出ている。
その一方で就寝時に暗闇を異常に恐れてヒツギに泣きつく等、ダークファルス起因とも思われる行動も見せる。
(服や夜の言動などは「年相応のお姉ちゃん子」とも受け取れる)
EP4-2で理由も分からずマザークラスタ側から狙われるようになり、ヒツギと共にアークスシップに保護される。
(マザークラスタ側の地球人が『PSO2』を介して潜入している為、普段は艦橋に居る)
その後艦橋で留守番をしていたが、EP4-4でコオリによりヒツギが瀕死の重傷を負った時に覚醒、ヒツギの元へ自らの力で転移。
フォトンの移動・再生を利用してヒツギを完全治癒させる。
直後に意識を失い、オフィエルに捕らわれそうになるも主人公が阻止。
(代わりにヒツギが連れ去られてしまう)
EP4-5に入ってすぐのピースでは既に快復しているが、マザーによるアークスシップ襲撃でマザーに取り込まれてしまう。
なお、問題が立て続けに発生していたからか、ここまでアルの正体についてアークス側は誰も言及していない。
その後EP4-6でシエラにより正体が判明、ヒツギ達に明かされる。
EP4-7にてヒツギ達により無事に奪還される。この時ダーカー因子も断ち切られていると思われる。
その後EP4-8ではまた艦橋で留守番をしていたが、ヒツギ達が幻創造神に具現武装を「霧散」された時
EP4-5の一件で自身に入り込んでいたマザーの残留意思に呼応し、シエラの助けを得てヒツギ達の元へ。
マザーに身体を貸し出し、二人の力でヒツギ達のエーテルを維持させ、勝利に導いた。
全てが終わった後は地球での生活を選び、ヒツギにより天星学院初等部に編入と言う形で学校生活を送ることに。
初登校の感想は「とっても楽しくてとっても嬉しい」「マザーの分も合わせて200人くらい友達作る」と興奮気味。
ただ、廊下を全力で走って来るなど、コオリの指摘するように「姉」に似てきたのかも知れない。
(実際ヒツギはEP4-3で寮の廊下を走り、寮長に注意されている)